舞鶴市の病院再編 [研究分野]

舞鶴市の4病院の今後の方向性の記事が京都新聞に掲載されていた。
実は、この計画の具体化の件は、数日前に私には情報として入っていた。

舞鶴市は、私のドクター論文の事例で取り上げた、高知医療センターの病院統合計画と、地域環境が酷似している。高知市も、病院のベッド数が必要数を400床以上上回り、市民病院と県立病院の双方の赤字化が深刻な問題になり、PFIと言う手法で、病院統合を果した。【《自治体立病院とPFIの有効性の研究:高知医療センター研究事例として》で検索頂き、私の論文を参照下さい。少々古い論文で申し訳ないですが、当時としては、先進事例でした。今はPFIよりPPPの研究の方が進んでいます。】

舞鶴の手法はそれぞれの病院の特殊性を生かした分業方式で、生き残りをかけて再編構想を策定した。京都府も相応の支援体制をとった。
しかし、果たして、分業と言う手法が患者にとってどの様な影響を与えるだろう。人間の体の機能はそれぞれが関連性を持つ。治療が診療科を跨ぐ場合も多くあると思う。それをカバーするのが総合医療病院だと思う。果たして、舞鶴の再生計画が軌道にのるか?多々見市長の今後の活躍に期待する。

また、この件ではぜひ、香川院長の見解も伺う予定だ。
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