eふくちや事業の民間譲渡 [私の日記]

eふくちやま事業の民間譲渡の説明が「総務防災委員会」で来週17日に行なわれる。長年の懸案だった課題である。60億円も合併特例債を発行し、今の福知山市の財政悪化の大きな要因となった。解決が急がれる。内容が明らかになればすぐにでもUPしたい。暫くご辛抱願いたい。

成美高校 [私の日記]

福知山市の公立化問題は大きな山場をむかえている。特別委員会がWEBで完全公開となっているので、各委員も緊張感が増してきた。良い事である。先週、「大学の参考人聴取」を行なった。色々な質問が出たが、「学園に関する経営や運営に関しては、ここで回答する必要があるのか?」との答弁を聞いて、「確かに学園に関しては聞いても仕方がない」と思った。ただ、言えることは「大学の定員確保が最重要課題」なので、学園としては、責任を持って確保に努めるべきと思う。まだ、大学ができるかどうか不明確な時期に、それを求めるのは難しいかも知れないが、それが、救済を求めた責任と言うものである。
新たな公立大学をつくるかどうかの議論を優先させ、大学の救済を影に隠した形になっているが、市民は賢い!全て分かっている。
救済となると、一民間学校法人を救済すること、救済に市民の税金を使うことが許されるはずがない。行政は上手く、新公立大学をつくると言う建前をつくり最後の追い込みをかけている。
さて、話を成美高校に移そう。平成27年度末で学園の借入金は約7億円になる。これまでは、大学の赤字で、高校は黒字化していたと言える。しかし、大学が福知山市に移れば全ての借入金を成美高校が負担することになる。
高校サイドにすれば、「とんでもない話し!」である。果たして、高校単体でこの借入金を返済できるか?遊休土地の売却や京都工業繊維大への女子高跡地の売却の話も聞いたが、実現性に乏しい。
福知山高校の中高一貫高の人気は高い。どこの私立高校も経営状況は芳しいとは言えない。果たして、成美高校は単体で運営していけるか?
福知山市も成美学園の他の土地を買い取る余力はない。今後は大学同様成美高校の行く末を見守って行きたい。

谷垣幹事長 [私の日記]

8月7日東京に出かけた。目的は色々あったが、谷垣幹事長と「サシ」で話したかった!
福知山市の課題と今後についてである。先に、参議院議員の二の湯さんと出会い、来年の参議院選挙の話をしてから、今年急な母上様のご不幸の件で帰福された尾立議員にも挨拶に出かけた。
4時の約束だったが、少し早めの会談となった。「久しぶりです!」と声をかけたが、幹事長と2人で話すのは、「加藤の乱」で帰福されてからのこと。
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財政問題に触れて、福知山市作成の「財政シュミレーション」を持参していたので、詳細な説明を加えた。
将来予想の厳しさを改めて認識して欲しかった。幹事長からは「国道9号線の複線化」について問われたが、私は複線化の前に、「福知山市が魅力あるまちになる事が第一である」と話した。縦貫道ができて、確かに福知山市は「裏街道」になるかも知れない。しかし、4車線化しても丹波ICまでの所要時間がどれ程短縮できるか?それによって、福知山市の入り込み客がどれ程増えるだろう?みずほICができて十分であると思うと話した。用地買収にかかる財源を福知山市の魅力づくりに使って欲しいとお願いした。
大学問題、eふくちやま、水害のその後の復興、それにしても地方の一議員の話を、「そうですか?!」と言って聞いてもらえて幸いである。舞鶴市の高橋議員とコンビで5区の谷垣禎一推薦議員連盟を今日まで引張ってきた。場合によっては、衆参同時選挙も視野に入る。
あっと、言う間に1時間が過ぎて、「T大臣」をお待たせしてしまった。申し訳ない。
別れ際に「秋にまた来ます!」と言って、幹事長室を後にした。秘書の信行さんにお礼を行って、大学の悪友が待つ同窓会の会場に向かった。
東京は亜熱帯!!!!だった。
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福知山市総合計画 [私の日記]

過日、福知山市総合計画に関する「議員説明会&質疑応答」が全議員協議会室であった。これから先の福知山市の将来の姿を纏め上げる重要な計画案である。
少し前になるが、「福知山市10万人都市構想」と言うのがあった。私は、その時(12年ほど前)「何を言っているののですか?これからは人口減少社会の到来ですよ!」「10万人を予測して、公的施設や市民環境を整備したら大変な事になる!」と注文をつけた。その時の企画部長さんはとっくに辞めていらっしゃる。確かに夢のある話で行政とは絶えず市民に「夢」を提供し続けるものと思った。さらに、「合併もありますので、10万人は夢でない」と。その時、10万人を想定し「荒河の浄水場を建設した」無駄な話しだった。幸い、簡易水道を浄水にかえる話が出てきて(出してきて)一件落着となったが、こじつけの事業のように今でも思っている。当時私は「監査委員」をしていた。
現実を見れば歴然としている。間もなく、人口は7万人から6万人になる。確かに公立大学が成功すれば多少の人口減少は食い止められるかも知れない。失敗したら、福知山市はどうなるか?
話を戻そう。先の質疑応答の時に、「政策と財政は自治体の車の両輪である」と言った。「財政抜きに政策(事業)」は考えられない。そこで、総合計画で示される財政的改革、取組み手法の説明、更には「目標資料」に付いて質問した。「将来負担比率を平成26年度数値より改善する。」との回答だが、そもそも「将来負担比率」を成果目標指標にあげることは理解できない!何故、90%を越える経常収支比率を目標としないのか?一般経常経費(人件費・扶助費・公債費)の中でも扶助費の高騰が目に付く。人件費を抑えるために、職員の方の退職金を大幅に段階的減額した、給与改定も行なった。
またこの質問に対する回答が不思議である。「それらの財政指標は第6次行政改革大綱」の中で明確にする。との回答だったが、第6次行政改革大綱の上位計画とも言える、総合計画に大きな計画・目標指標の記載があり、それに基づき、行政改革大綱があるのではないのか。
福知山市には、行政改革大綱同様に「福祉・教育」分野を見ても、以下の多くの計画が策定されている。

第7次福知山市高齢者保健福祉計画
福知山市立公立学校施設整備計画
福知山市次世代育成支援行動計画
はばたきプラン2011
福知山市健康増進計画
福知山市国民健康保険特定健康診査等実施計画
福知山市立図書館基本計画・福知山市子どもの読書活動推進計画
福知山市地域福祉計画
いのち 輝き ゆめプラン(第2次人権施策推進計画)
福知山市障害者計画・第4期障害福祉計画(本編)
福知山市教育大綱

これらの計画は「先の総合計画と整合が取れていなくてはならない」いわば、福知山市の一大計画である。
それを、詳しくは、第6次行政改革で述べるとは、何を言っているのか分からない。第6次行政改革大綱も今回の総合計画を基に策定されているはずである。
それを、今の時点で、国の基準をクリアーしている「将来負担比率」を持ち出し、平成26年度より改善すると平気で話す理事者の考えを知りたい。
今年の決算委員会が近い。決算数値も気になる。経常収支比率、基礎的財政収支、扶助費の増加、多くの財政指標を気にしつつ、総合計画の質疑は終ったが、何か後味の悪さが残った全議員協議会だった。


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