成美高校 [私の日記]

福知山市の公立化問題は大きな山場をむかえている。特別委員会がWEBで完全公開となっているので、各委員も緊張感が増してきた。良い事である。先週、「大学の参考人聴取」を行なった。色々な質問が出たが、「学園に関する経営や運営に関しては、ここで回答する必要があるのか?」との答弁を聞いて、「確かに学園に関しては聞いても仕方がない」と思った。ただ、言えることは「大学の定員確保が最重要課題」なので、学園としては、責任を持って確保に努めるべきと思う。まだ、大学ができるかどうか不明確な時期に、それを求めるのは難しいかも知れないが、それが、救済を求めた責任と言うものである。
新たな公立大学をつくるかどうかの議論を優先させ、大学の救済を影に隠した形になっているが、市民は賢い!全て分かっている。
救済となると、一民間学校法人を救済すること、救済に市民の税金を使うことが許されるはずがない。行政は上手く、新公立大学をつくると言う建前をつくり最後の追い込みをかけている。
さて、話を成美高校に移そう。平成27年度末で学園の借入金は約7億円になる。これまでは、大学の赤字で、高校は黒字化していたと言える。しかし、大学が福知山市に移れば全ての借入金を成美高校が負担することになる。
高校サイドにすれば、「とんでもない話し!」である。果たして、高校単体でこの借入金を返済できるか?遊休土地の売却や京都工業繊維大への女子高跡地の売却の話も聞いたが、実現性に乏しい。
福知山高校の中高一貫高の人気は高い。どこの私立高校も経営状況は芳しいとは言えない。果たして、成美高校は単体で運営していけるか?
福知山市も成美学園の他の土地を買い取る余力はない。今後は大学同様成美高校の行く末を見守って行きたい。

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