4年制大学定款認証議案可決 [私の日記]

去る、9月28日本会議場で、「公立大学の定款認証議案」が可決した。一区切りついたと言える。私は、一貫して時期尚早である。と言い続けてきた。大学経営はそれ程簡単なものではない。学長も決まっていない。教員構成もできていない。にわか仕立てで教員を集めても、良い教員は集まらない。
成美学園の救済ではない!と声高に言われても、今の成美学園・成美高校を救済したことに違いない。これまでの経営内容を見ても、今を逃せば「成美学園」は高校含め自己再建は不可能と言える。新たに「公立大学をつくる」と言わないと、一民間学校法人を何故救うのか?救うために「市民の税金を使っていいか」といった結論に至り、大儀がない公立大学設置となる。
しかし、議会は本案件を可決した。これからは、「誰が反対した」、「誰が賛成した」といった議論は無意味で、「福知山市議会」として可決したのだから、前に進むより仕方がない。
今後の議会のスタンスを考えよう。公立大学が上手く軌道にのるように、議会としても支援していくべきである。また、理解と支援をしていくと同時に、しっかり「中期計画」の行く末をチェックしていかなければならない。執行部がアクセルを吹かせ過ぎた場合、議会はブレーキを踏まなければならない。立ち止まることもあるかも知れない。
今の私は、すっきりした気持ちで、この大学問題を見ている。協力もするが提言も行なう。中期計画と乖離し過ぎると忠告もする。フィールドワーク主体の大学を目指すなら、議会や自治体との連携、大きな経営資源である長田野工業団地の立地企業との関係も、その構築に努めなければならない。但し、一定のセイフティーネットは必要で、逸脱した場合の最悪のことも念頭に入れておかなければならない。
少なくとも、私が大学院にいた時と比較し、格段に大学経営は難しい局面を迎えているのだから。
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